新たな施策が議論される中、会議では新型コロナ対策が中心テーマとなった。
新型コロナについて、浜田智香子保健所長が予防接種の進捗や家庭内感染の実態を報告した。ワクチン接種率の向上が図られており、保健所は市民に対し定期的に情報提供を行っている。また、宿泊療養の体制についても、必要な対策が進められているとの説明があった。さらに、経済産業部長は事業者支援の取り組みについて言及し、公設市場の活性化に向けた施策が検討されているとした。選挙対策については、選挙管理委員会事務局長が、感染対策を考慮した対応を示した。
次に、若者支援に関しては、副市長が高校生の居場所の重要性を強調し、地域での支援体制の整備が急務であると述べた。これにより、若者が安心して過ごせる環境を整えることが求められている。
男女共同参画社会に向け、地域づくり推進部長は女性のためのリカレント教育の必要性を説明した。この取り組みは、女性のキャリア形成を支援するもので、今後の施策の重要な一環である。
まちづくりについては、柏駅周辺の活性化が話題となり、都市部長が新たな施策を提案した。空き家問題や自転車通行環境の整備も焦点に上がり、今後の進展が期待される。
福祉に関する議論では、土木部長が生活保護や独り親家庭への支援の現状を報告し、さらなる施策強化を求めた。防災に関しては、保健福祉部長が福祉避難所の整備状況を示し、総務部長が避難所での子ども支援の充実が重要であると指摘した。
教育問題については、学校教育部長が特別支援を要する児童生徒や医療的ケア児への支援の必要性を論じ、ICT教育や地域とともにある学校づくりの取り組みが進められていると述べた。また、部活動や学力・学習状況調査の見直しも求められている。
文化芸術の振興に関しては、生涯学習部長が地域の文化資源を活かした取り組みを推進していく意向を表明した。これにより、市民の文化的な生活の向上が目指されている。