令和4年12月1日の柏市議会第4回定例会において、男女共同参画をはじめとする様々な議題が取り上げられた。
浜田智香子議員(柏清風)が質疑の中で、男女共同参画の取組における無意識の偏見、アンコンシャスバイアスの問題を指摘した。
特に職場での性別役割意識の違いが顕著であり、内閣府の調査結果をもとに、男性が育児休暇を取得することに対する抵抗感の高まりを問題視した。
さらに、浜田議員は本市におけるアンコンシャスバイアスへの認知と理解を深める取り組みを強く求め、更に、女性に対するハラスメント問題についても触れ、その対応策を求めた。
これに対して、太田和美市長は、日本におけるジェンダー格差の現状を指摘し、無意識の偏見が根強く存在することへの意識改革が必要であると述べた。