令和となり、様々な市民生活の課題について議論が持たれた。
国保事業の高い保険料問題が浮き彫りになり、負担軽減策や収支決算についての確認が求められた。日下みや子議員は「大幅な値上げは避けるべきだ」と述べ、一般会計からの繰入れで子どもの均等割額の減免を求めた。
さらに、マイナンバー制度とその普及策についての検討も必要な状況である。日下氏は政府方針の問題点を挙げ、「促進計画や公務員への対応が重要」と強調した。また、経費の見直しも求められた。
コミュニティバスの実現に関しても、交通空白地域の特定と新年度予算に計上されたバス交通網整備事業の進め方が問われた。土木部理事は「交通の不便を解消するための対策を講じる」との意向を示した。
ごみ減量化問題では、焼却施設の縮小とともにごみ出し支援事業のさらなる改善が求められた。環境部長は「一般廃棄物処理基本計画を基に取り組みを進める」との姿勢を示した。
最後に、大津ケ丘市民プールの利用についても言及された。地域づくり推進部長は、住民説明会で出された地域住民の声への対応が求められている。「プールの存続を求める声が多い」とし、地域の期待に応える姿勢が必要であると指摘した。