柏市で行われた会議では、地域部活動の進捗状況やフレイル予防に関する取り組みが話し合われた。
伊藤誠氏によると、柏市地域部の活動移行状況にはいくつかの重要なポイントがある。具体的には、予算や指導員への報酬、地域クラブネットの周知、部活動指導員および指導補助員の要件が挙げられる。これらについて学校教育部長は、今後の運営に関する短中期的な展望を提示した。
次に、フレイルポイント付与についての話が進む。健康医療部理事は、フレイルポイント付与の端末の貸出と、近隣センターに設置されている端末が土日利用不可となっている点について説明した。これにより、利用者からの不便さが指摘されている。
こども支援については、こども部長が「子ども食堂」の常設や長期休暇中の給食提供の是非が議題に上がった。また、学童保育の教育プログラムの精査や、ラーケーション制度の導入についても意見が交換された。
介護支援については、柏市の家族介護(ケアラー)への支援状況が話題となった。健康医療部理事は、今後のケアラー支援の展望を語り、地域内での支援体制の整備の必要性を訴えた。
また、地域の課題についての陳情もあり、近隣住民からの意見が寄せられた。特に、柏市高田熊野神社坂下のT字路の信号機未設置や、交通事故の多発が問題視された。さらに、 柏市高田緑地のバスケットボールリングの老朽化も懸念され、利用者の安全を確保するための早急な対策が求められた。