柏市のまちづくりや子ども支援などに関する各テーマで活発な議論が交わされた。
特に、まちづくりにおいて図書館の役割が強調された。福元 愛氏は、図書館が地域の中で生涯学習の重要な拠点となるよう、より多くのリソースを提供すべきと述べた。市長もその意義を認め、図書館の充実化に向けた取り組みを進めると発表した。
また、子ども・若者支援については、柏市子ども・若者総合支援センターの設立が提案され、若年層の居場所づくりが急務であると指摘されている。生涯学習部長とこども部長は、「ヤングケアラー」の問題にも取り組む必要があると強調した。
女性支援に関しては、生理の貧困という議題が取り上げられ、副市長が具体的な施策を検討すると述べている。教育行政の部分では、教員不足が深刻であることが明らかになり、効率的な人材の活用が求められている。教育長は市立柏高校の状況についても言及し、改革案を模索中とした。
高齢者支援方面では、シニア世代向けのデジタルトランスフォーメーション(DX)が議題に上げられる中、企画部長と保健福祉部長が連携して研究する意義を語った。地域の諸問題では、初石駅の橋上化が特に注目を集め、土木部長は進捗状況を報告した。