柏市における教育や若者支援、まちづくりなどについての会議が行われた。
教育行政では、柏市における学びと成長のウエルビーイングやコミュニティ・スクールについて、教育長が説明した。特に、教育長は「多様な価値観の理解を深めるためにLGBTQに関する取り組みが重要」と強調した。市立柏高校に関しても、今後の教育環境を見据えた改善が求められていると伝えた。
子どもや若者への支援では、市長が「若者が直面する課題を見逃さず、しっかりサポートしていく」と述べ、ヤングケアラーの問題にも言及した。この取り組みは、教育部長および生涯学習部長とも共有され、連携強化が図られることが期待される。
まちづくりについて、市長は地域ブランディングを重要視し、「柏市の魅力を発信し、地域の価値を高める施策を進める」と発言した。広報部からも新たな施策案が提示され、全体での協力体制が重要であると訴えた。
市民生活に関する話題では、市民生活部長が「近隣センターの運営改善の方向性を示し、地域のニーズに応えたい」と述べた。地元住民への聞き取り調査を基にした施策が今後の課題とされている。
保健福祉政について、保健福祉部長は「在宅医療とターミナルケアの充実を図る」と発言し、高齢者とその家族への支援の強化が求められている。市全体での体制整備が進められることが期待される。