柏市の議会では、最近の会議において様々な行政課題が議論された。
市長の政治姿勢については、柏市立病院やコミュニティバスの運営、入札制度、職員の不祥事に関する問題が取り上げられた。市長は、地域の医療機関の充実を目指し、柏市立病院の経営改善を進める考えを示した。また、コミュニティバスの運行状況についても、「市民の利便性向上に向けた取り組みが必要である」と述べた。
教育行政では、教育長がいじめや不登校の問題について言及し、特に学校給食の充実が重要であると強調した。「授業力向上に向けて、教員の支援が必要」とも述べ、学校施設の整備についても言及した。
環境行政については、環境部長が放射能やごみ収集とビニールプラスチックの問題に関して説明を行った。特に、清掃工場の運営効率を高める方策を考慮しているとのことだ。
福祉・保健・子どもに関する分野では、介護保険や地域包括システムの推進が課題として挙げられた。保健福祉部長は「高齢者が安心して暮らせる社会を目指す」と語り、健診や保育施設の整備も重要であると述べた。児童相談所の機能強化についても言及した。
経済行政に関しては、経済産業部長が柏市のブランド化と農業後継者育成の必要性を強調。道の駅しょうなん問題や商店街の活性化についても計画を進める意向を示した。
最後に、土木行政の分野では、土木部長がふるさと公園前道路の拡幅や街路の植栽の剪定について詳細に報告した。多様な意見が交わされた会議は、今後の柏市の方針を決定する重要な場となった。