最近の会合では、柏市の様々な公共政策が議論された。
公共施設の老朽化対策や具体的再編方針など、重要な課題が焦点となった。
総務部長は、公共施設の老朽化対策について、「具体的な取り組みを進めていく必要がある」と語った。また、ふるさと納税に関しては、財政部長がそのPR活動や現在の取り組み状況を報告し、地域振興へ向けた意気込みを示した。
さらに、柏駅周辺の活性化についても話題に上り、都市部理事から「柏駅周辺まちづくり10カ年計画」に触れたコメントがあった。市の計画とグランドデザインの整合性を保つ重要性を強調した。
こども行政については、こども部長が「児童相談所設置の意義・必要性と目指す姿」を説明し、子どもたちが安全に成長できる環境作りを進める必要性を訴えた。教育行政の面では、学校教育部長が田中地域の新設小学校の整備計画について説明したが、今後のスケジュールや具体的ビジョンが求められている。
生涯学習部長は、図書館のあり方と今後の方向性に言及し、地域住民への情報提供の強化を提案した。消防局長は消防体制の充実について意見を述べ、救急搬送実態に基づいた今後の体制整備が必要と述べた。
環境部長は、環境行政に関する問題として、ごみ収集の民間委託や高齢者へのごみの戸別回収の重要性を強調した。さらに、経済産業部長は手賀沼を中心とした水辺の環境整備方針や、手賀沼アグリビジネスパーク事業を進めるべきと提案した。
道の駅に関する議論では、経済産業部長が補正予算や体験型スポーツ拠点としての道の駅のイメージを考えるべきだと考えを述べ、幅広いアクティビティの提供が地元経済活性化に寄与すると述べた。
最後に、地域づくり推進部長がスポーツ行政について語り、柏市スポーツ推進計画の重要性や、2024年のパリオリンピック・パラリンピックを見据えた具体的な取り組みについて意見を示した。