柏市の会議で、少子化を示す問題と性教育に関連する発言が注目を集めた。
教育長は「桜田義孝代議士の発言は憂国の情から来ており、実際の社会の理解が逆になっている可能性がある」と述べ、問題の本質を問いかけた。
また、性的ハラスメントの過剰なバッシングが男性たちを草食系にしているおそれを指摘した上で、刑法の改正により少子化が深刻化する可能性を懸念している。この流れを止める方法を模索する必要があると強調した。
さらに「性行為に関する罪悪感」と、それに対する教育の立脚点についても問われ、女子学生が出産した場合には、学びの場を支援する施策が必要であると提案した。
専守防衛については、市長が「ウクライナ軍の戦争は専守防衛ではないか」と問題提起した。日本の自衛隊の役割や、敵国が攻撃する前に自衛隊が先制行動を取るべきかについて、答弁者たちからも刺激的な意見が交わされている。
データセンターの問題に関しては、施主である地権者が姿を現さないことが住民の不安を招いているとの発言があった。森林伐採と関連するさまざまな問題も話し合われたが、施主者の意向を柏市がどのように把握するかが焦点となった。
アベノミクスの再検証が進む一方で、円安によるインフレが波及していることに懸念の声が上がった。財政部長は「このままでは日本経済の再生は困難ではないか」と危機感を示した。
多くの議題が挙がる中、共同親権についても意見があり、法制審議会の動きが注目されている。市場の動向や家族法制度の改善に向けた取り組みが必要であると、多角的な視点から論じられた。