柏市における新型コロナウイルスへの対応が議題となった。
市長は、保健所長との連携により、さらなる感染症対策の強化が求められていると述べた。
更に、市民の暮らしに寄り添い、柏市独自の経済対策策を求める意見が上がった。
消費税増税の影響を受けている市民の声を反映し、公契約条例の制定や住宅・商店のリフォーム助成が必要であるとした。これに対し、経済産業部長が積極的に取り組む姿勢を示した。
また、福祉関連についても話題に上がり、国民健康保険料の値上げを中止し、子どもの均等割軽減を求める声があった。
さらに、子どもの貧困対策について、就学援助制度の拡充や学習支援の拡充が重要であると市長が強調した。
防災対策に関しては、地域防災計画の見直しや防災ラジオの普及が挙げられ、避難所である学校体育館のバリアフリー設置や設備の改善が求められている。
市立柏病院の早期建て替え問題に触れ、セーフティーネットとしての医療機能の充実が重要視された。市長は、災害医療や感染症対策のための体制強化についても言及した。
交通政策では、コミュニティバスの実現が提案され、土木部理事がその必要性を説明した。
福祉行政では、保育園関連の待機児童解消や公立保育園給食調理の民間委託について具体的な施策が求められた。
最後に、教育行政については、教員未配置の解消や柏市独自の奨学金制度の必要性が取り上げられ、教育長が意義を訴えた。