柏市における会議で、内田博紀氏が市長の政治姿勢や教育、行政運営についての多岐にわたる質問を投げかけた。
また、市長には選挙公約の新年度予算への反映や、柏駅の再整備事業に関する現状を問う場面も見られた。新年度予算について市長は「公約はしっかりと反映されている」との見解を示し、計画が具体化していることを強調した。
教育長についても、平和憲法の歴史的役割を学校で如何に教えるかが問題提起された。教育長は「平和の大切さを教えるカリキュラムを作成中」と述べ、教育現場での取り組みを強調した。
さらに、会計年度任用職員制度に関して、遡及支払いとその更新についての議論もあった。総務部長は「最低賃金を下回った場合の賃金の遡及支払いを求められた」と認識を示しつつ、2025年度以降の更新については今後の検討課題であるとした。
今後、柏市では市民の安全や生活に直結する議題として介護予防やたばこ問題なども取り上げられ、特にフレイル予防のための端末整備についてや禁煙区域の拡大に関する要望が出されている。健康医療部長は「地域の健康を守るために努力したい」と述べ、積極的な対応を予告した。
教育や公共政策に関する議題が多く、今後の市の方針に対する期待が高まる中、各管理職からの発言が市民にも周知され、より透明性のある市政が進められることが求められている。