議会において、防災、動物福祉、福祉、子ども、建設、交通、選挙など多岐にわたる議題が提起された。
この日は、防災行政の重要性が強調された。特に防災分野における女性の役割は、地域防災力を高めるために重要であると指摘され、小泉文子氏がこの点に言及した。これに対し、総務部長は「女性の視点が防災に不可欠」と述べ、防災士資格取得の助成策についても説明した。
また、ペット同行避難の必要性も語られ、小泉氏は我が家のペットを守る観点からその策の実施を求めた。総務部長はペット同行避難の仕組みを整えていく意向を示したため、今後の展開に期待が寄せられている。
次に、動物行政の議論へと移り、犬の登録および注射済票交付事務に関して保健所長が詳しく説明した。この取組みは、地域の動物管理をより一層推進することが目的であるため、住民の理解を求めていくことが重要である。
福祉行政では、不育症への理解を示す施策が取り上げられた。保健所長は「不育症に関する理解は地域全体が必要」とコメントし、ユニバーサルマナー検定の導入も提案された。
子ども行政においては、かおテレビの導入や産後ドゥーラの仕組みについて、こども部長と保健所長がそれぞれの意見を述べた。地域の育児支援が今後期待されると同時に、これらの施策が実現されることを願う声が多かった。
建設や経済に関する行政では、高柳駅東口前のまちづくり、公営住宅の負担軽減、手賀沼周辺地域の活性化についての意見が共有された。経済産業部長は地域活性化の重要性を強調し、具体的な施策の実施に向けての意気込みを語った。
また、交通政策では高齢者の交通事故対策が取り上げられ、土木部理事は「高齢者の安全を確保するためには、交通環境の整備が欠かせない」と語った。
最後に選挙行政について、選挙管理委員会の事務局長が選挙の透明性や公正性の維持に向けた取組みを報告した。透明な選挙実施が地域の信頼を高めることとなるだけに、その重要性が再確認された。