柏市議会にて、塚本竜太郎議員が市長の政治姿勢について問うた。特に新型コロナウイルス感染症対策と経済政策に焦点を当て、市長は感染症対策の進展を強調した。
市長は、ワクチンの普及状況や経済活動再開への取り組みについて詳細な説明を行い、復興への道筋を示した。また、ウクライナ支援と平和教育についても触れ、「国際的な支援の重要性」を訴えた。
職員の育成と働き方改革に関しては、職場環境の向上や生産性向上を目指す施策について具体的な施策が示された。設計変更ガイドラインや柏市民のためのデジタル化の推進についても言及し、特にデジタル化が効率化につながることを強調した。
議会では、3つの清掃工場の合理化に関する提案もあり、持続可能な社会の実現に向けた動きが見受けられた。さらに、柏市民文化会館と柏中央体育館の活用についても意見が出され、市の文化振興に寄与する施策が期待されている。
教育行政において、コミュニティ・スクールの進展も話題となった。市長は「地域と学校が連携して子どもたちを育てる仕組みづくりが重要」と述べた。自動体外式除細動器の導入状況については、早急な普及が求められ、この施策は市民の安全を守る上で欠かせないとされた。
地域の諸問題として、南部地域の道路計画に関する議論も行われ、交通インフラの整備が市民生活の向上に寄与するとの意見が一致した。市長は「市民の意見を踏まえた上で、適切な対応を行う」と述べ、今後の取り組みに期待が寄せられている。