会議では、男女共同参画や教育行政、消費者行政など幅広いテーマが議論された。
特に、浜田智香子市議からは、男女共同参画に関する質問があり、DVやハラスメント問題が重要視されていることが強調された。企画部長は、これらの問題に対する具体的な対策について説明し、社会全体での理解と協力が求められていると述べた。
また、消費者行政については、市民生活部長が成人年齢引下げの影響について詳述。成年年齢の引下げは、新たな消費者トラブルを引き起こす可能性があるため、高齢者対策も重要であるとされ、学校教育部長と連携した対応の必要性が指摘された。
共生のまちづくりに関しては、保健福祉部長が切れ目のない支援が求められ、その一環として医療とケアの体制強化が重要であると訴えた。意見は賛同を得て、実行に移すべきだとの声も上がった。
教育行政については、学校教育部長や生涯学習部長が、部活動や特別支援教育、いじめへの対策を説明し、図書館や学校図書館の整備も提案された。教育環境の向上に向けた取り組みは急務とされ、今後の進捗が期待される。
さらに、文化・芸術の振興に関しても議論に上がり、生涯学習部長は、地域の文化財保護と振興策の重要性について言及した。地域の創造性を発揮させることが、地域活性化につながるとの認識が示された。
最後に、がん対策については保健所長が現行の施策を説明し、これまでの取り組みと今後の方向性について論じられた。医学的な知識普及や啓発活動のさらなる強化が必要との意見が交わされた。