第十三回の会議が開催され、市長の政治姿勢や地域の諸問題が議論された。
市長は、柏市のこれからの10年について触れ、未来に向けた展望を示した。特に、幼児教育と保育の無償化を強調し、子育て家族への支援が重要であると述べた。また、消費増税の影響を受ける年金生活者への支援が必要であり、給付金制度の導入を検討していると説明した。
また、ごみの戸別収集とごみ袋についても言及され、より効果的な資源管理を試みる方針が示された。地域の住民からは、近隣センターや手賀沼アグリビジネスパーク事業に関して期待が寄せられており、これらのプロジェクトが地域活性化に寄与することが期待されている。
さらに、動物愛護や多頭崩壊に関する問題も取り上げられた。市民からの関心が高まっているため、適切な対策が急務とされている。特定空き家や崩壊しそうな建物についても言及され、地域の安全を確保するための措置が求められている。
免許返納に関しても発言があり、高齢者やその周囲の安全な移動手段についての議論が進められる可能性があると伝えられた。また、市営駐車場の運用についても見直しが必要との意見が出され、公共交通機関の利用促進に向けた施策が重要視されている。
地域の交通問題については、酒井根五差路や南部中前の信号機設置が議題に挙がった。市民からは、これらの信号機の設置が交通安全に大きく寄与すると期待されており、迅速な対応が求められている。これらの提案が、柏市の生活環境の向上に向けて重要な役割を果たすこととなるだろう。