柏市では、第五次総合計画に基づくまちづくりに注力している。
市長は、柏市東部ゾーンの地域課題を克服する計画について、詳細が述べられた。
道路計画では、新市建設計画の実現が焦点となり、泉入口バス停付近から藤ケ谷方面へのアクセス向上が図られる。
また、地域の活性化として人が集まり賑わいを生む施策が挙げられた。各区・町会における避難所の整備や公共施設の最適化が重要視されている。
市民が安全かつ快適に歩ける空間づくりに関しても、様々な取り組みが行われる意向が示された。特に、地域住民が集う場を増やすことが目標とされている。
さらに、「農と食」の総合戦略として手賀曙橋付近に体験型の公園機能を持たせる計画についても紹介された。
この戦略には、柏農業の販売促進や柏東部ゾーンのブランド確立も含まれ、地域経済の活性化が期待される。
交通面では、バス交通などの利便性向上が目指され、交通困難地域の解消が求められている。拠点と地域を結ぶ取り組みが強調され、効率的な交通網の構築が進められる。
市民環境に関する議題では、柏市東部ゾーンの道路と歩道の現状について説明が行われ、不法投棄防止の為の施策についても提言がなされた。
それに続き、こども行政、特に子ども・子育て支援や児童相談所について、こども部長が具体的な方策を示し、特に子どもの貧困対策に力を入れる姿勢が強調されている。