最近の市議会では、様々な重要な議題が議論された。その中で特に「市長の政治姿勢」と「障害者福祉」に関する質問が多く寄せられた。
市長に対しては、公立夜間中学の開設の要望があり、市立病院の現地建て替えに向けた計画の進捗状況が確認された。発言者の内田 博紀氏は、市長に対して「市立病院の基本計画の策定作業は順調か」と問いかけ、また「学校給食の自校方式維持に向けた調査が進んでいるのか」と続けた。
障害者福祉に関しては、失語症の意思疎通支援事業の現状と制度化の可能性が問題視された。保健福祉部理事は「本市でも意思疎通支援事業を制度化できないか」との質問に対し、現行の取り組み状況を報告した。また、聴覚障害者が重度心身障害者のタクシー利用券を利用できない問題についても言及された。
人権問題では、福田村事件に関する実態把握が求められた。保健福祉部長は、「市民への人権啓発の取り組みについてどう考えているか」との問いに、様々な施策を進めていると説明した。
高柳駅周辺の整備状況についても関心が寄せられた。高柳駅東口のロータリーの完成時期や、クランク道路周辺の横断歩道設置について、土木部長が答弁した。
新年度予算編成では、放射線・放射能対策の継続拡充が強く求められ、環境部長が甲状腺エコー検査助成事業に関する通知の必要性を指摘した。
最後に、学校教育では、体育座りの必要性や朝食欠食児童への支援について議論が交わされた。学校教育部長が、児童生徒の朝食欠食の原因やその支援策について考えを述べた。