令和3年の議会が開催され、様々な施策が議論された。特に注目されたのは、市長の政治姿勢、子育て施策、そして交通施策についてである。
市長の政治姿勢については、令和2年度予算編成の重点事項や柏駅西口北地区再開発事業の進捗が議論された。市長が強調したのは、危機管理体制の整備であり、気象災害対策や新型コロナウイルス感染症対策の重要性である。市長は、「これからの施策は市民の安全と安心を第一に考える」と述べた。
次に、子育て施策については特に児童相談所の早期実現が求められている。こども部長は、「里親制度の充実とともに、子育て支援を強化しなければならない」と発言し、具体的な支援措置についても言及した。
さらに、高齢者・福祉施策についても重要な議題となった。保健福祉部長は、成年後見制度利用促進法や家庭ごみの戸別回収、さらにはフレイル予防の必要性を強調。特にケアラー支援やヘアドネーション活動についても触れ、地域づくりにおける福祉の充実を目指す姿勢を示した。
交通施策に関しては、地域公共交通網形成計画やコミュニティバスの早期実現が求められた。土木部理事は「高齢者の買物支援やJR駅のホームドアの設置が急務です」と指摘し、高齢者への配慮が強調された。
また、働き方改革の実現についても数名の発言があった。特に教員の働き方改革が議論され、学校教育部長は「改正給特法の施行により、教員の負担軽減を進める」とコメントした。