柏市で行われた市営住宅に関する会議では、管理運営の問題が議論された。
市営住宅の家賃と共益費の一括徴収について、若狭朋広氏(都市部理事)は市の一括管理を提案した。この提案は、自治会からの相談を受けた結果であり、共益費の滞納問題についても検討が必要と指摘した。また、これまでの苦情や相談件数に関しても報告が求められた。
さらに、指定管理者についての詳細も問われた。若狭氏は、指定管理者からの月次報告の項目や、入居者のアンケート結果についての分析も重要であるとの考えを示した。これに関連して、老朽化した市営住宅高柳第3団地の修繕計画についても質問があった。
市営住宅の条例改正についても話題に上がった。市長は、高齢化に伴って共有部分を入居者が維持することが困難であることを踏まえ、市の一括管理が必要であると繰り返し訴えた。この議題は多くの入居者に影響を与える重要な問題とされている。
しいの木台グリーンベルト内の草刈りについても言及された。市長は、85歳の高齢者が一人で草刈りを再開した現状に懸念を示し、今後の対策が必要であると強調した。
最後に、公園のトイレについて、市長が最新の自己完結型ミネラルイオン水洗トイレの導入計画を述べる場面も見られた。これにより市民の福祉向上が期待されている。