市議会では市長による政治姿勢や福祉政策が重点的に議論された。
まず、市長は差別禁止や気候変動への対応について意見を述べ、同性愛者のパートナーシップ制度導入を推進する考えを示した。
さらに、コロナ禍における困窮者支援や住居確保給付金に関する施策についても話し合われた。市長は「福祉強化を最優先に、困窮者の生活支援を継続して行う」と強調した。
保健所長は、現在のコロナワクチン接種状況やHPVワクチンの普及、香害問題の対策について報告。市民の健康を守る取り組みを今後も進めていくと述べた。
また、こども政策についても言及があり、多胎児支援や夜間保育の充実が求められる中、保育園の募集定員の見直しが急務であるとされる。
さらに、教育行政においては、接種勧奨やマスク着用のルール、給食の質の向上について教育長が意見を述べ、地域におけるコミュニティ・スクールの要請が高まっているとのこと。市長は「教育環境を整えることで、次世代を支えていく」と話した。
最後に、災害対策に関しては再生資源の屋外保管の安全確保、さらに自伐型林業の支援が求められ、この課題に対しても市長が取り組む意向を示した。