市長は、さまざまな施策に関して具体的な姿勢を示した。特に、市立柏病院の建て替えや中央公民館の代替施設についての議論が重要なテーマとして挙げられた。
市長は「柏病院の建て替えは、市民の健康を守るために必要不可欠である」と強調した。この施設は地域医療の中心として機能することが期待されている。
また、中央公民館についても「市民の学びと交流の場として非常に重要」と述べ、代替施設の必要性を伝えた。生涯学習部長は「市民が気軽に利用できる場所を提供することが大事である」と交えて答弁した。
子育て施策の充実も議題に挙がり、こども部長が休日保育や病児保育の拡充が急務であると指摘した。「私たちの育児支援策が子育て世代の助けになる」とコメントした。
次に、高齢者施策について、保健福祉部長が認知症対策や運転免許の返納、介護人材確保の取り組みについて言及した。「高齢者が安心して生活できる環境づくりが求められている」と強調した。
労働行政においては、経済産業部長が病気治療と仕事の両立支援に関する重要性を説明し、外国人労働者の受け入れについても検討の必要性を示した。「多様な働き方を支援するために、制度の改善が求められる」と述べた。
交通施策について、学校教育部長が高柳駅の通学路確保を要望し、駅前広場整備や市道拡幅工事について早期実現を呼びかけた。「安全で便利な交通インフラが必要」と述べた。
環境問題も議論に上がり、環境部長が産業廃棄物の受け入れや不法投棄対策の重要性について言及した。「地域の環境保護のために、実効性ある施策を進める」と明言した。
地域の活性化について、副市長は「行政が市民の声をしっかり受け止めて、施策に反映させることが必須である」と述べ、市民生活部長も協調した。悪質なクレーム対策や消費者教育の重要性も浮き彫りになった。
最後に、選挙管理委員会事務局長は車椅子利用者が投票所にアクセスできない問題を指摘し、「誰もが平等に投票できる環境を整える必要がある」と語った。