先日の会議では、柏市の当初予算や各種行政施策について多岐にわたる議論が行われた。
各部門の担当者が予算や施策の進捗状況を報告し、それに対する意見が相次いだ。学校教育部理事は、「柏市立中学校体育館の空調設備設置事業が順調に進んでいる」と伝えた。
保健福祉行情報告で市長は、市立柏病院の今後の運営について「ヒートショックへの対応策を講じる」と述べた。加えて、高齢者ドライバー向けの運転支援施策も強調されたことから、地域の安全性向上に対する期待が寄せられている。
企画行政の局面では、ウイングホール柏斎場の運営に関する提案が市長から発表された。市長は「新たな生前葬のプランを模索している」と強調し、地域に寄り添った施策に尽力する姿勢を示した。
次に都市行政に関しては、データセンターの設置が進められ、北柏駅北口の土地区画整理事業についても進捗が報告された。都市部長は空き家対策の現状について、「所有者に向けたサポート強化を進めていく考え」と述べた。
また、総務部長からは電気料金に関する情報提供が行われ、これに対する市民の懸念があることが指摘されるとともに、財政部長はふるさと納税の取り組みにも言及し、市民参加を促す姿勢を見せた。
最後に、学校教育部長がスクールソーシャルワーカーの必要性について強調した。子どもたちのメンタルヘルスを支える重要性が、市民からも支持を集めている。