今回の会議では、地球温暖化への対策やごみ減量化、コミュニティバスの実現などの重要なアジェンダが議論された。
特に地球温暖化対策について、市長と環境部長がそれぞれの取り組みを報告した。
市長は「気候危機」が迫っている実態を市民に周知することが重要だと述べる。
また、温室効果ガスの削減目標を高める必要性についても強調した。
この他、各行政機関や関係の団体と連携した取り組みを市民と共に広めていく方針が示された。
さらには、ごみ減量化とプラごみ対策についても具体的な現状が明らかとなっている。
環境部長からは、行き場を失った産業廃棄物やプラごみ処理の自治体への影響が語られた。
3つ目のアジェンダとして、交通空白地域の調査が報告された。
土木部理事が、コミュニティバスやジャンボタクシー、デマンド交通の運行経費に関する調査結果を示し、今後の活用方法を問われた。
また、防災対策については、総務部長が台風15号、19号来襲時の対応を取り上げ、危機的な状況への備えが必要であると語った。
土砂災害警戒区域の指定方法についても質問があり、市の取り組みが詳細に伝えられた。
発展に関する行政については、都市部理事が住民相談に対するの対応や雨水処理施設の確認方法について言及した。
開発行為に対する住民の不安をなくすため、透明性を高める必要があるとの意見が示された。
全体を通して、持続可能な社会を築くための具体的な施策や協力体制の構築が重要であるとの考え方が確認された。