第1回の会議が開催され、市長の政治姿勢や市議会議員選挙などが議題に上がった。
まず、市長は財政構造と財政指標について説明を行い、市立病院の建替えと柏駅西口北地区の再開発事業にも言及した。「現在の財政状況を基に、必要な対策を講じていく」と述べ、地域の活性化に向けた取り組みを強調した。
次に、市議会議員選挙について話題が移った。選挙管理委員会事務局長が公職選挙法に関連する事務等について説明し、「適切な運営を行い、有権者の信頼を得ることが重要」と意義を語った。
環境行政に関する取り組みでは、手賀沼の外来生物問題や柏ビレジ親水公園のアオコ対策が議論された。環境部長は「生物多様性を守るための施策を重視し、地道な活動を続ける」と述べて、地域の自然環境を保全する姿勢を示した。
教育分野では、こども部長が幼児教育と保育の無償化について説明。「次世代を担う子どもたちのために、より良い教育環境を整えることが必要」と強調した。
最後に、経済と都市行政についても議論が行われた。経済産業部長が森林環境譲与税やコミュニティバスの整備について触れ、道の駅しょうなんの拡張整備も予定されていると報告した。「これらの施策を通じて地域経済の振興を図る」との言葉が印象的であった。