市議会では、市長の政治姿勢や地域活性化の取り組みに関する重要な議題が議論された。
特に市長は新型コロナウイルスへの対応について言及し、「状況に応じた適切な判断を行っている」と強調した。また、企画部の役割についても触れ、今後の業務改善に関して「期待される成果を出せる体制を整える」と述べた。
地域の活性化に関する議論も多く交わされた。地域づくり推進部長は高田近隣センターの活用や市民との協働について、「地域の声を大切にし、活発な活動を促す施策を推進する」と述べ、地域社会の発展を目指している。
柏中央体育館では、各種大会や行事の開催状況について報告され、定期利用者への支援も求められた。「空調設備の整備を進め、快適な環境づくりを図る必要がある」と地域づくり推進部長は強調した。
東京オリンピック・パラリンピックの関連行事も焦点となり、「市民への周知を進めるとともに聖火リレーの参加を呼びかける」と地域づくり推進部長は述べ、来柏選手との交流も盛り上げる考えを示した。
道の駅しょうなんにおいては、駐車場不足が問題視され、「体験型スポーツ拠点としての道の駅の創出」を提案する経済産業部長は、特色を生かす取り組みの必要性を強調した。
福祉行政からは保健福祉部長が障害者就労や終活に関する施策を説明し、環境部長もごみの戸別回収に関する取組について言及した。「ごみ出しが困難な方への支援が必要だ」と環境部長は述べた。
さらに教育行政では、地域の学校整備が重要視され、「田中地域では新設小学校に向けた計画が進んでいる」と学校教育部長は報告した。
最後に、高柳駅前を含む地域再整備については、都市部理事が高柳駅前ロータリーの整備とともに市街化区域の見直し案を提出。信号機や道路整備の進展も期待される中、地域づくり推進部長は「市民の意見を十分に反映させた整備を進める」と述べた。