柏市で行われた市議会では、市長の政治姿勢を中心に様々な施策が議論されました。
市長は、令和6年度の予算編成における最重点施策を明らかにしました。
予算編成では、柏駅東口駅前再整備事業と旧そごう柏店本館の土地取得が重要なポイントになっています。
また、公設市場の再整備や市場用地活用基本計画の策定も図られています。
個別施設再編アクションプランの進捗についても触れました。
学校給食センターの建て替えや、沼南近隣センターの改修についての考えも示され、住民生活に直結する施策が進行中です。
さらに、近隣センター改修事業とエレベーターの設置についても計画が進められているとのことです。
次に教育行政に関する施策が取り上げられました。
教育長は、小中一貫校の整備に加え、食育を推進する為の栄養士の増員に注力しています。
また、放課後子ども教室推進事業についても前向きに取り組む姿勢が示されました。
さらに交通施策についても報告があり、コミュニティ交通運行事業に加え、シルバーパス実証実験及び買い物支援事業の拡充に向けた動きが進んでいます。
土木部長が、その意義や具体的な取り組みを詳しく説明しました。
また、防災政策にも触れられ、危機管理部長が組織の再編と自己評価の結果を提示。
避難所の具体的な運営方法や防災資機材の整備に加え、女性の視点を取り入れた避難所の運営についても言及がありました。
災害関連死を防ぐためには様々な対策が必要であると強調され、重要性が再認識されました。
市職員の働き方改革についても議論が行われ、市役所職員の勤務時間条例改正などが提案されています。
カスタマーハラスメント対策も重要なテーマとして取り上げられました。
最後に地域の問題について、消防団の在り方をアンケート結果を基に検討することや、柏ふるさと公園前における新市建設計画道路の整備状況が報告され、施策が進んでいることが示されました。