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新型コロナ対策とデジタル化を巡る柏市議会の審議

柏市の令和3年第2回定例会で新型コロナ対策やデジタル化に関する議論が行われ、接種状況や今後の施策についてが焦点に。
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令和3年第2回定例会が6月16日に開催され、各議員が新型コロナウイルス感染症対策や行政手続のデジタル化について意見を交わした。

新型コロナウイルス感染症に関する質疑が優先され、田中晋議員が高齢者へのワクチン接種の進捗を強調した。彼は、「政府目標に従い、高齢者へのワクチン接種を7月末までに完了させることが最重要課題と位置付けている。」と述べ、特に移動が困難な高齢者への背景にある課題を指摘した。市長の秋山浩保氏は、「柏市では訪問診療によるワクチン接種を実施しており、医師会と協力して進めている。」と応じた。

さらに、田中議員はワクチン接種の余剰問題についても言及し、「余剰ワクチンの効率的な接種について柏市の方針をお聞きしたい。」と質問。保健所長の山崎彰美氏は、「接種券の発送スケジュールを考慮し、余剰が出た場合には次の対象者へ接種する方針を示しており、各医療機関に周知を図っている。」と説明した。

次に、武藤美津江議員が防災、減災対策について言及。これに対し、総務部長の髙橋直資氏が、「国土強靱化地域計画にもとづき、5か年加速化対策を進める方針です。」と答えた。特に近年の自然災害の激甚化に向けての対策が重要視されており、専門家の活用についても意見が交わされた。

議会開催日
議会名令和3年6月柏市議会第2回定例会
議事録
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