先日の柏市議会では、新型コロナウイルス感染に関する現状の分析と対策が議論された。
保健所長は、市内のコロナウイルス感染の現状について詳細な説明を行い、その感染拡大に対する対策についても言及した。
続いて、国民健康保険料の減免に関する問題が提起された。市民生活部長は、新型コロナウイルスの影響で収入が減少した被保険者への減免制度の周知状況について報告した。周知が十分でなかったことや、国や県の施策が市町村での利用を妨げている現状に対して、議会からは改善を求める意見が相次いだ。
ごみ出し支援事業に関しても、環境部長が取り組み状況と利用状況を説明した。現在、ごみ出しに困っている人々が存在し、支援対象要件の拡大が求められていることが明らかとなった。
さらに、コミュニティバスの実現についても検討された。土木部長は、交通不便地域へのアンケート結果を基に議論を展開。特別交付税を活用して、利用料金を引き下げることで、利用者の増加が期待できるとの見解を示した。
最後に、開発行政に関する問題が提起された。都市部理事は、マンション建設における近隣住民の要望書を無視して行われた虚偽の報告について触れ、柏市の対応を問う姿勢が見られた。今後は、虚偽の報告を防ぐための対策が必要とされている。