近年の重要なテーマについて、各部長が発言した。特に市長は新年度予算編成や国連の持続可能な開発目標(SDGs)に言及し、地域の課題解決に向けた意気込みを示した。
市長は「新年度予算では、全ての市民によりよい生活を提供することが目標であり、持続可能な社会を実現するための投資が重要」と述べた。また、入札制度の見直しや市立柏病院の運営についても触れ、地域医療の充実が必要と強調した。
防災に関しては、総務部長が令和元年の大雨や台風に伴う教訓を共有した。タイムライン(防災行動計画)を設けて、地域の防災意識を高めることが必要と発言した。
子育て支援では、こども部長が「無償化政策の拡充により子育て世帯を支える」と述べ、特に未就学児の事故防止に向けた取り組みの重要性を示した。市民生活については、遺族支援や食品ロス削減への取り組みが提案され、貴重な生活資源の有効活用が求められた。
保健福祉行政については、介護者手帳の導入や感染症対策に関する施策が議論された。保健福祉部長は「地域の健康を守ることは、持続可能性の観点からも重要である」と述べ、予防と早期対策の必要性を訴えた。
環境に関しては、地球温暖化対策やごみ出し支援策が検討され、環境部長は「持続可能な未来を築くための対策を強化するべきだ」と強調。
最後に教育行政では、学びづくりフロンティアプロジェクトについて教育長が説明。教員の多忙化解消やコミュニティ・スクールの強化が求められ、「未来の担い手を育てるためには教育が不可欠」との見解が示された。