令和元年第3回柏市議会定例会が9月9日に開会され、議長選出や市政報告が行われた。
出席議員36名の中で、日暮栄治議員が臨時議長を務め、議長選挙を実施した結果、石井昭一議員が当選した。その後、石井議長は、議会の活性化を促すため、議員各位の協力を求めると述べた。
今回の定例会では、市長秋山浩保氏の市政一般報告があり、特にラグビーワールドカップに向けたニュージーランド代表の事前キャンプについて詳しく述べられた。秋山市長は、「市民の関心が高まっている」とし、支援活動を強調した。さらに、行財政運営の現状についても触れ、平成30年度の決算見込み報告を行った。基本的に、一般会計の歳入が1,284億8,879万円、歳出が1,230億2,776万円となる見込みであることを示した。
議案については、会計年度任用職員制度の導入や給食費助成についての議案が提案され、各議案の内容について副市長鬼沢徹雄氏が説明した。同氏は、この制度の導入により人材確保を図ると述べた。また、柏の自然環境を保護するための条例制定も議題として上程された。
最後に、議会の運営方法、及び曜日指定や運営委員会の選任についても議論が行われ、今後の活動計画が確認された。議会は次回の会議を9月13日に予定している。