令和4年の柏市市議会において、柏駅前再開発や新型コロナ対策などが主要な議題として取り上げられた。
市長は、柏駅前の現状と今後の方針について詳細を説明した。具体的には、柏駅西口北地区や柏そごう跡地の活用方法、柏一丁目の整備計画に加え、図書館や文化施設の設置についても言及した。
また、学校教育部長は新型コロナウイルスに対応した教育のあり方について進捗を報告した。オンライン授業のICT環境の整備や、登校選択制の導入が進められており、感染症対策を期にして学習保障の強化が図られていることを明らかにした。教育委員会や授業名人による授業動画の制作も進行中だという。
さらに、経済産業部長は、柏市の経済対策について言及した。特に、感染拡大防止策と社会経済活動の維持を両立させる「新型コロナ感染症対策取組宣言の店」認定について強調した。持続的な経済活動を支える取り組みが求められるとしている。
防災分野では環境部長が発言し、気候変動に対する柏市としての具体的な対策を提示した。柏駅前の下水インフラの整備や、マンションの防災対策についても検討が必要だと強調した。また、消防団の装備品や資機材の耐用年数に関する現状と、その支給状況についても説明された。