柏市議会にて、市長の政治姿勢や経済産業、子育て施策など多岐にわたる議題が議論された。
市長は、柏市における「都市計画マスタープラン」が持つ位置づけや役割について説明した。都市部長ともに、地域の発展に向けた具体的な取り組みを示した。
柏市議会議員選挙に関連して、投票率改善に向けた具体策が求められ、選挙管理委員会事務局長は「市民の参加を促すための施策が必要」と提起した。
経済産業部長は、柏市スタートアップ支援プログラムの意義を強調し、プロスポーツチームとの連携による交流人口の増加に期待を寄せた。スポーツコンソーシアムを新設する施策についても触れ、地域の活性化を目指す意向を示した。
また、「手賀沼オータムバル」の成功を振り返り、今後の展望についても議論が交わされた。イベントの役割が地域の活性化に寄与したと評価される。
子育てや教育に関しては、こども部長が移動しやすい駅前環境の実現を目指す考えを示した。健康診断時の乳幼児一時預かりの需要にも言及され、「探究学習」の効果とその評価を柏市内で広げる必要性が提起された。
まちづくりの分野では、かしわコミュニティバス「ワニバース」に関する評価指標の導入と今後の展開が話題となり、地域住民の安全や安心のための施策が求められた。土木部長と経済産業部長が連携して取り組む姿勢を明らかにし、オーバーツーリズム対策にも焦点を当てた。