今回の会議では、市長の政治姿勢や子育て支援など多岐にわたる施策が議論された。
まず、市長は市立柏病院の運営方針に言及し、地域医療の充実が重要であると提言した。また、持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みも強調された。一方で、子育て支援に関しては、児童虐待やダブルケア、待機児童の問題が取り上げられ、期待される対応が求められた。
保健福祉行政では、がん対策や新型コロナウイルスへの対策が重要なテーマとして浮上した。特に、ひきこもり対策や若者の職業自立支援が議論され、専門機関との連携が必要だとされた。さらに、認知症対策においても、地域社会全体での支援体制が必要との意見があがった。
環境行政においては、ごみ出しが困難な支援を受けられない方への対策が提案され、家庭用雨水タンクの普及促進についても言及された。これらの施策は、環境保護や地域住民の生活向上に寄与することを目的としている。
安全・安心なまちづくりについては、災害対策が一番の焦点となり、振り込め詐欺への対策も併せて注意喚起があった。これを受けて市民の防犯意識を高める施策を検討する必要があるとの意見が出された。最後に、地域の諸問題として北柏駅の利便性向上も話題に上り、交通アクセスの改善が求められた。