柏市の議会にて、財政政策に関する重要な議論が交わされた。
特に「MMT(現代貨幣理論)」に関連した内容が注目を集めている。
上橋泉議員は消費増税後における租税収入の減少について問題提起した。昨年の消費増税にもかかわらず、収入が前年よりも約2兆4千億円も減額されたことに驚きを見せた。
また、安倍内閣の財政政策がこのような事態を引き起こしているのか、上橋氏は疑問を呈した。さらに、同氏は歴史的背景として明治期の財政論争を引き合いに出した。放漫財政に対する国民の苦難を忘れてはならないと強調した。
市立柏病院の建て替え հարցについても議論が行われ、松本議員の質問に対して市長の答弁が異なっていることが指摘された。市民の血税による運営について、議論の論点を明確にすべきとの意見が挙がった。建て替えに関する議論をするために、専門分科会の宮入委員長の議場召喚が提案された。
こと柏駅周辺の開発に関しては、西口北地区の再開発計画が進行中であるが、情報開示の問題が懸念されている。市民の理解を得るために、適切なタイミングでの情報公開が不可欠であるとの声があがった。市長は、市民との信頼が重要であると述べた。
北柏駅前の土地利用についても、地域住民の意見を重視する意見が集約されている。時遅しとの声があり、公共施設の誘致なしには成功が難しいとの懸念が示された。