先日行われた市議会では、重要な議題が数多く討論された。
特に、市長の政治姿勢に関する議論が目立ち、今後の政策の方向性が問われた。市長は令和4年度予算編成の重点事項として、感染症対策や市立柏病院の現地建て替えを挙げた。
さらに、ジェンダーギャップの解消と多様性社会の実現に向けた取り組みについても言及した。市長は、姉妹友好都市との交流を深める重要性を強調し、地域間の連携を推進する考えを示した。
子育て施策では、こども部長が児童相談所の設置状況や保育園の申込み状況について報告した。特に駅前送迎保育ステーションの設置検討が進められていることが注目された。
高齢者福祉施策においては、保健福祉部長がヤングケアラーを含むケアラー支援や自殺対策について言及。孤立やDV被害者支援の充実が求められる場面であった。
教育施策に関しては、成年年齢引下げに伴う消費者教育が重要なテーマとなり、学校教育部長は授業の民間委託事業についての進捗を報告した。
環境行政では、感染症陽性者に対するごみ収集の方法や、ごみ処理システムの改善が問われ、環境部長は進捗状況を説明した。また職場環境については、コロナ対応に係る市職員の勤務状況や障害者雇用に関する課題が議論された。
土木行政においては、盗難事件が相次ぐグレーチングとガードレールの対策も取り上げられ、経済政策に関連して手賀沼観光の振興が期待される中、道の駅の整備についても意見が交わされた。速やかな施策の効果を実現することが求められている。