会議では、柏市の各種施策について議論が交わされた。
市長はまず新年度予算編成について言及し、財政の健全性を維持しながら必要な施策を推進する意向を示した。
続けて、市立病院の建て替えに関して、地域医療の充実を目指すべく新しい施設の必要性を強調した。柏駅西口北地区再開発事業についても、地域活性化に向けて取り組んでいると説明した。
また、持続可能な開発目標(SDGs)の普及について市長は、「地域全体での理解促進が必要」と述べ、具体的な普及策の検討を進める方針を示した。
企画部長は、オリンピック・パラリンピックに関連した公共Wi-Fi整備について言及し、これから訪れる外国人観光客の利便性を考慮した施策を進めていると報告した。
さらには、公共施設等の管理計画や会計年度任用職員の活用についても説明し、公共の資源を有効に活用する方針が述べられた。
教育と福祉に関する施策では、生涯学習部長が青少年センターの改善を挙げ、子供たちの学びの場がより充実するよう努めていくと表明した。また、認知症サポーターの育成についても触れ、地域全体で支えあう体制の構築を目指していることを示唆した。
都市行政に関して、都市部長は立地適正化計画の策定や公園の民間利用促進に関する考えを述べ、地域公共交通網の形成計画にも取り組んでいると述べた。
田中調節池と農免道路についても言及され、地域の交通環境の整備が地域活性化に寄与するとの見解を示した。