市の財政状況についての議論が中心となった会議が行われた。
特に、令和3年度予算の執行状況に関する質問が多く寄せられた。財政部長は、予算現額は1,700億円であり、収入済額が1,413億円である理由を説明した。収入済額と支出済額の差額については何らかの詳しい分析が必要であると強調した。
また、職員採用活動についても議論された。総務部長は、採用実績や活動状況、実績評価などに関する詳細を報告した。今後の職員採用において、より効果的な手法が求められるとの意見が交わされた。
市内の小中学校の職員配置状況についても、多くの関心が集まった。教育長と学校教育部長が、教職員の未配置状況および対応策について説明した。特に、教職員の負荷軽減に関する抜本的な対応策として、複数のプランが提出された。
また、通学路安全対策も重要なテーマとして扱われた。学校教育部長は、小学校児童の長距離通学や通学路の安全確認状況、さらに中学生の自転車通学状況について報告した。この問題には、地域住民からのより具体的な意見が求められる。
議題には、大津ケ丘中央公園市民プールについても触れられた。市民生活部長は、現状を報告し、雨水をためるために止水バルブを閉めるべきとの提案があった。
最後に、経済産業部長が、10月1日施行予定の労働者協同組合法への準備状況について説明した。今後の展開が期待される中、これに関する調整や準備が進められていると述べた。