柏市で実施された委員会では、コロナウイルス感染症対策などが議論された。
日下みや子氏による質問では、直近の陽性者の状況に関する調査が求められた。入院中やホテル療養、自宅療養者の状況について、詳細な報告が期待される。また、陽性者や濃厚接触者への調査体制の強化が必要との意見も出された。
新生児や自宅療養者の死亡を防ぐための対策についても話題に上がり、保健所長は「市民の命を守る医療体制の構築が急務」と述べ、体制強化を訴えた。さらに、自宅療養者への対応改善の必要性についても指摘された。
次に、国保事業についての質問があり、市民生活部長が子どもの均等割減免による保険料への影響について説明した。コロナ禍の独自の保険料軽減策が必要であるとの声に対し、市の立場からの対応策が求められた。
学校給食の議題では、「安心・安全・おいしい」を実現するための算出が必要であると教育長が強調した。自校方式の食事や行事食、バイキング給食の導入について市民のニーズが反映されていない可能性が示された。
また、食中毒に関する配慮や栄養教諭の役割についても議論され、学校給食の質向上に向けた対策が望まれる。
最後に、コミュニティバスに関する意見が交わされた。土木部長は、現在進められている計画が市民の要望を十分に反映していないとの考えを示し、さらなる市民参加の重要性が指摘された。