柏市において、防災対策や公共交通など多岐にわたる議題が議論された。
会議では、暴風雨対策や被害状況の把握方法、水資源の確保、警戒レベルの周知等についての意見が交わされた。総務部長は「災害時の情報収集と対応策の迅速化が求められている。」との見解を示した。
さらに、井戸の確保や非正規職員の災害対策従事についても言及され、災害時のマッチングシステムの必要性が強調された。また、かしわメール配信サービスにより、住民への迅速な情報提供を目指す方針が表明された。
一方、行政一般についても広報かしわや選挙公報の周知方法が議論の焦点となった。総務部長は「全戸配布に加え、コンビニへの設置を進めることが重要。」と述べ、住民への情報提供の徹底を図る意向を示した。
農業行政においては、援農ボランティア制度が取り上げられ、経済産業部長は「地域の絆を深める重要な取り組み」と説明した。これにより、農業支援が果たす役割の重要性が再認識された。
空き家問題も議論された。所有者不明の空き家が増加する中、都市部理事は「空き家データベース化やランドバンクを進め、適正な管理と利活用を図りたい。」と説明した。公園の活用方法についても意見交換が行われ、都市部長は「住民にとって使いやすい施設を整備する必要がある。」と強調した。
さらに、公共交通に関するテーマでは、MaaSの導入を進めるべきだとする意見が出た。土木部理事は「地域交通の新しい形を模索することが重要だ。」と述べ、現状の交通問題に取り組む考えを示した。
最後に、柏駅西口における交番の必要性についても話し合われた。総務部長は「安全な街づくりのためには交番の設置が急務である。」との見解を示し、その必要性が強調された。