柏市で行われた会議では、三つの主要なアジェンダが取り上げられた。
最初に下総基地に関する問題が議論された。航空機による騒音被害の実態について、平野 光一氏が、柏市独自の実態把握と監視体制の強化が必要であると提起。市長及び企画部長がその必要性を認識していると述べた。
次に、オスプレイの木更津駐屯地への「暫定」配備についても意見が交わされた。平野氏はその配備が柏市に与える影響について懸念を示し、地域住民にとっての安全性が重要であると話した。市長はオスプレイの危険性については十分に認識していると強調した。
続いて滞納整理に関する議題に移り、保険料分割納付における延滞金の徴収時期を変更する提案がなされる。財政部長は、納税者の生活再建を重視しながら収納率の向上を図る必要性を訴えた。
最後に、市長の政治姿勢についての質疑があった。市長は、政治や経済の現状に触れながら、市民の生活実態に基づいた新年度予算を策定する重要性を強調した。市民の声を聞くことがこの市の未来を作る鍵であるとの意見もあった。
会議は地域住民の生活に直結する重要なテーマを多角的に取り上げ、今後の方針を議論する場となった。市と関係部署は、これらの問題に対して真摯に取り組む姿勢を示した。