令和元年第5回(12月)尾張旭市議会定例会が、11月28日午前9時30分に開かれた。
20名の議員が出席し、会議は定足数を満たして開催された。
市長の森和実氏は、定例会で審議される議案として、一般会計補正予算が5件、条例改正が3件など、合計11件を提案した。
これらの議案は、議員への協力を要請し、慎重な審議を期待していると述べた。
議会運営委員長の成瀬のりやす氏は、定例会の運営と提出議案についての報告を行った。
成瀬委員長は、提出された補正予算案を含む各議案に関し、会議の開催状況を明らかにした。
また、一般質問の流れや討論・採決のスケジュールについても説明した。
日程の中で特に注目されるのは、一般会計補正予算案である。
これは、歳入の項目において国庫や県からの支出金を追加し、民生費等の増加に対応することが含まれ、合計で246億円を超える見込みだ。
特に、障害者関連の給付金の増加が大きな要点であり、社会福祉の充実を図る意向が示された。
その他の議案も重要で、尾張旭市の手数料条例改正や道路占用料の見直しなど、市民生活に直接影響を与える内容も多く見受けられる。
市政府は、新たに制定された条例を通じて、地域経済や市民の利便性向上を目指すと力強く伝えた。
さらに、北部市民センター等の指定管理者の選定についても審議され、公共施設の管理に関する透明性向上が求められている。
次回定例会は、12月17日に開催され、その中で提案された案件に対する具体的な討論が行われる見通しである。
議会では、市民の声を反映させるため、今後も活発な意見交換を続ける旨が強調された。