令和4年5月18日、尾張旭市議会の臨時会が開催され、重要な議案が提出された。
本会議には18名の議員が出席し、議題は多岐にわたった。
本臨時会で最も関心を集めたのは令和4年度尾張旭市一般会計補正予算(第2号)についてである。
副市長の秋田誠氏は、この補正予算案が新型コロナウイルスワクチンの4回目接種やデジタル化推進に向けた必要経費の計上であると説明した。
令和4年度の歳入歳出予算は、265億5,273万2,000円から267億6,063万2,000円に引き上げられる。
これにより、様々なプロジェクトへの資金が流れ込む見込みだ。
また、尾張旭市職員の給与に関する条例の改正について、企画部長の臼井武男氏は提案を行い、新人事院勧告に基づく期末手当が改定されることを報告した。
この改正案について、川村つよし議員が不利益不遡及の原則について質問し、企画部長は、これに該当しないと回答。
議会では該当内容に対する懸念の声も上がった。
また、議長の辞職願が提出され、片渕卓三議員の辞職が許可された。
新たに篠田一彦議員が議長に選任され、これによって議会の新たな体制が構築された。
臨時会では副議長の空席に芦原美佳子議員が選任され、将来的な議会運営のスムーズな進行が期待される。
最後は、市長の森和実氏が臨時会での議案に対する承認に感謝し、議会人事の決定を祝った。
今後、尾張旭市は新たな人事陣営のもとでさらなる発展が見込まれる。
重要な案件が次々と決議される中、地域の安定した発展への一助となることが期待される。