令和5年3月24日、尾張旭市議会において定例会が開かれました。
この日の議会では、議長報告の後、複数の委員会からの報告が行われました。特に、予算決算特別委員会の丸山幸子委員長は、全ての議案が可決となることを強調しました。今回の定例会では、合計26件の議案が上程され、そのほとんどが全員賛成により可決されました。
川村つよし議員は、令和5年度一般会計予算や国民健康保険税の引き上げに対して反対討論を行いました。川村議員は、特に国保税の値上げについて「25%も値上がりする」と指摘し、市民への影響を懸念していました。一方、賛成する議員からは、税負担の公平性や必要なサービスが維持されるべきとの意見が出されました。
委員会提案第1号である尾張旭市議会委員会条例の一部改正については、特に異論はなく、比較的スムーズに可決されました。委員会の報告では、今後の議会運営の効率化が期待されています。
また、意見書案第1号の帯状疱疹ワクチンへの助成や定期接種化を求める意見書についても議論が行われました。賛成する議員は市民の健康を考慮し、県内他都市と整合性の取れた施策を求める声を上げました。
議会の終わりに、柴田浩市長が挨拶をし、議員たちの協力に感謝の意を表しました。市長は、次回議会には政策的事業の補正予算を提案する意向を示し、市民へのサービス向上を約束しました。