令和4年1月14日、尾張旭市議会は第1回臨時会を開催した。
本会議では、主に新型コロナウイルス感染症対策に関連する一般会計補正予算が審議される。
出席議員17名に対し、委員長の指名により松原たかし議員とさかえ章演議員が会議録署名者に選任された。
冒頭、森和実市長が挨拶し、新型コロナウイルス対策に必要な補正予算の審議をお願いした。
その後、議会運営委員会の報告では、前回の会議で決定した運営に関する内容が示され、会期は本日1日のみとされた。
第1号議案については、副市長の秋田誠氏が提案理由を説明。
新型コロナウイルス感染症対策に必要な12億3,151万2,000円の歳入を計上し、総額299億803万3,000円とする補正予算案である。
特に、住民税非課税世帯等臨時特別給付金やワクチン接種事業などへの予算が含まれている。
その後、福祉文教委員会が開催され、議案審査が行われた結果、第1号議案は全員賛成により可決。
委員長の報告では、医師会と協議した上での個別接種体制の構築と、コールセンター開設についての詳細が示された。
森市長は補正予算案の議決に感謝し、議員達に健康管理を呼びかけた。
市長の挨拶を経て、臨時会は順調に終了した。
出席議員や職員に対する新型コロナウイルス感染症対策の徹底が求められる中、補正予算の成立は市政にとって重要な一歩となると言える。