令和元年6月24日、尾張旭市議会において定例会が開催され、市民生活や防災、まちづくりについて多くの意見が交わされました。
特に三郷駅周辺のまちづくりについては、長年にわたる議論の成果がようやく形になろうとしていることが強調されました。駅前広場の整備は、地権者の合意形成を経て、南側の多くが事業化を希望しているのに対し、北側は慎重な意見が多いという現状が報告されました。今後は南側を優先的に進める方針が示され、地域活性化に向けた期待が寄せられています。
次に、自治体としての防災対策が議論されました。指定されている避難所では、バリアフリー化や要支援者への支援の重要性が強調され、現在の状況と共に今後のバリアフリー化計画も議題に上がりました。特に、整備された避難所において、高齢者や障害を持つ方々が安心して避難生活を営むために必要な改善が求められています。
また、矢田川河川緑地の整備も重要なテーマとして討議されました。市民に親しまれる自然環境の中での活動推進が求められ、今後の上流部整備も自然環境に配慮した形で進められることが確認されました。河川環境の保全をしっかり考慮し、散歩道やベンチなどの整備が計画されています。
最後に、家庭ごみの収集に関する意見も数多く出されました。指定ごみ袋の取り扱いや、あさひ訪問収集の利用促進が叫ばれ、特に高齢者や支援が必要な方々のための柔軟なアプローチが求められています。これにより地域住民全体が参加できる協力体制の構築が期待されています。