令和4年第2回東浦町議会臨時会が11月14日に開催された。
16名の議員が出席し、議長が会の成立を確認した。議題には、会議録署名議員の指名や会期の決定が含まれ、会期は本日1日間に決まる。
議案第45号で取り扱われた令和4年度一般会計補正予算(第12号)には、コロナ禍での物価高騰に伴う生活者への支援が盛り込まれている。この補正予算の内容は重要なものであり、特に生活を支える施策が強調された。
町長の神谷明彦氏は、補正予算において国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用すると述べ、支援対象は子育て世帯と畜産農家であると説明した。
具体的な内容として、子育て世帯への臨時特別給付金は、新型コロナウイルスの影響を受ける家庭に特に焦点を当て、19歳から24歳の学生を扶養する家庭まで支援対象を広げることが挙げられた。
また、畜産農家への飼料価格高騰対策として、支援金の支給が決まった。これにより、牛や豚、鶏の各畜産業者には、飼養頭数に応じた補助が行われる見込みだ。
この予算案に関して、特に補助対象となる家庭や支給額について議論が行われ、議員からの質疑にも答えながら、議案は討論なしで原案通り可決されることとなった。
町民への透明性を確保すべく、町長らは、今後の施策の周知に力を入れていくことを約束した。議会は、全議題を終了し、午後2時18分に閉会した。