令和3年第6回庄内町議会臨時会が、8月10日に開催された。
議席指定や会期の決定など、初歩的な議事から始まり、町長や教育長の挨拶が続いた。
町長の富樫透氏は、就任の挨拶で町の課題解決に全力を尽くす意向を示した。特に、新型コロナウイルスに対する対策を強調し、町民への思いやりを訴えた。
「共に新しい街づくりを進め、持続可能な町を作りたい」と述べ、議会と協力したいという姿勢を強調した。
また、庄内町の発展について、過去17年間の合併の成果を想起しながら今後の計画形成の重要性を訴えた。実際、富樫町長は「急ぐべき案件とじっくり議論すべき案件をしっかりと分けて進める」と言及。
続いて、教育長の菅原正志氏が退任挨拶を行った。
菅原教育長は、9年間の任期中、町教育の発展に寄与できたことに感謝し、今後の教育行政の向上を願った。特に、質の高い教育委員会事務局の職員たちへの感謝の意を表し、熱い思いを伝えた。
その後、議案第59号「庄内町教育委員会委員の任命について」の審議が行われ、太田ひろみ氏が引き続き任命されることが決定した。投票結果は賛成14票、反対0票であり議案は通過した。これにより、教育行政の連携が一層強化されることが期待される。
最後に、議会の議長、吉宮茂氏が議題の終了を宣言し、臨時会が閉会した。町到達のため、今後も議会と行政の協働が求められる。