令和5年1月23日に庄内町で全員協議会が開催され、さまざまな議題について検討が行われた。また、議長の石川保氏は、家庭内の事情による公務不在に言及しつつも、会議の円滑な運営と協力への感謝を表明した。
協議の中で最初に取り上げられたのは、12月定例会の検証であった。議会運営委員会委員長の小野一晴氏が、質疑の際の「お願いします」といった不適切な発言が複数回あったことを指摘した。これに対し工藤範子議員は、こうした発言のリスト化と改善を求めた。小野委員長はこの指摘を受け、言葉遣いや発言の妥当性には今後も引き続き注意が必要であると強調した。
次に、庄内町議会議員政治倫理条例の改正について協議が行われた。小野一晴議員の説明によると、この改正案は議長が全議員に意見を求める仕組みを導入するもので、これにより透明性が増すことが期待されている。吉宮茂議員は、規定の一部の数についての変更案について同意を表明した。
また、個人情報保護条例に関する新たな設定が提案された。こちらも小野一晴議員から詳細な説明がなされ、全国的な共通ルールに従い、新たに設けられるという内容である。議員間で、個人情報をどのように保護し、管理するのかについて具体的な議論が交わされた。
一方、参考人招致についても話し合われた。議会運営委員会は、コロナ禍により長らく実施されてこなかった参考人招致を、今春に予算審査特別委員会とともに再開したいとの方向性を示した。議長は、さらなる詳細な調整が必要だが、参加の方向で進めるとの意向を述べた。この内容に関して議員は概ね賛同しつつ、進行が適切になるよう協力を確認した。
最後に町民と語る会の実施報告も行われ、工藤範子議員がシルバー人材センターとの意見交換の中で現状や必要な支援について言及した。この事業は地域における重要な支援活動であることが確認され、さらなる支援強化が求められた。