庄内町の12月定例会では、令和2年度庄内町一般会計補正予算(第8号)など重要な議案が審議された。議会は12月8日に開会し、議事はスムーズに進行した。特筆すべきは、補正予算の提出であり、町の財政状況も配慮した内容となっている。
総務文教厚生・産業建設常任委員会が提出した中間報告は、ケアが必要な障がい者施策や福祉施策に力を入れる姿勢を強調した。特に、障がい者福祉に関連した政策は、町民の生活向上に寄与する重要な施策となっている。
特に注目されるのは、令和2年度庄内町一般会計補正予算(第8号)で、総額は約153億1,000万円に及ぶ。これには新型コロナウイルス感染症への対策として、地域経済の回復支援策も盛り込まれ、自主事業の継続が認められている。
また、「庄内町議会委員会条例の一部を改正する条例」も審議され、オンラインでの委員会開催が可能となることが期待されている。この改正は、災害時等における議会運営の柔軟性向上にも寄与する。
地方自治法に基づく各種議案についても、慎重に審議され、法定外公共物管理条例の改正や印鑑条例の見直しも含まれており、町の今後の運営に向けた重要な先駆けとなることが見込まれる。
さらに、議案第132号「道路メンテナンス事業」については、新田橋の補修工事が変更され、その背景には橋の劣化が見つかり、長寿命化計画に基づく対応が求められた。今後の工程管理も非常に重要な要素と考えられている。