令和2年1月28日に開催された全員協議会では、庄内町立川総合支所庁舎等改修整備基本計画(案)について議論された。具体的には、立川総合支所の現況やその改修の必要性が強調された。立川総合支所支所長、渡部桂一氏は「地域の経済活性化を目指した計画である」と述べた。
あわせて、各議員からの意見も相次いだ。工藤範子議員は、地域の活動を活性化することの重要性を訴え、立川保健センターとの連携の強化が望ましいとの意見を寄せた。これに対して、立川総合支所支所長は「地域貢献を実現するために、有効活用を検討している」との見解を述べた。
また、その他の議題として12月定例会の検証が行なわれた。この点については、議会運営委員会委員長、小林清悟氏が「議会としての環境整備が必要である」と強調し、よりよい議会運営へ向けて意見が交わされた。特に、質疑応答の質や進行のあり方について熱いディスカッションが行われ、その結果、改善策が模索されることとなった。
さらに、政治倫理条例についても議論がなされ、改正案の内容が確認された。この改正は、町の職員に対しての倫理観を求めるものであり、その実施は地域住民の信頼を高めるための重要な一歩であるとされている。
今回の協議会では、政策提言や参考人招致、研修会開催方法の見直しなども審議され、結論としてより充実した内容が求められることが確かめられた。議員間の連携強化や意見交換が進められ、それぞれの視点から新たな提言がなされることで、地域行政への影響が期待されている。